PREVENTION

歯を守るにはどうすればよいのか

 

平成28年の歯科疾患実態調査において80歳になっても自分の歯が20本以上ある8020(はちまるにいまる)を達成した人の割合が、前回調査の40.2%から51.2%に増加している事がわかりました。大変喜ばしい事ですが、これは国民の口腔内への意識の高まりが背景にあると思われます。

しかし、さらにその上をいく国々があります。
例えば北欧のスウェーデンです。

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そのスウェーデンと日本では一体何が違うのでしょうか?

治療技術の差? 歯の強さが違う?

いえいえ、それはゴール設定の差なのです。

どういう事なのかというと

  • 虫歯など悪いところを治す事だけが目標→「日本型」
  • 歯を出来るだけ長くもたせる事が目標→「北欧型」

日本では多くが、悪い所を治療する事に尽力しています。
そして治療が終わると、また痛くなったり何かトラブルが起こるまで歯科医院にはなかなかいきません。なので、一旦治療が終了しても短期間のうちに虫歯や歯周病が再発してしまうのです。
一方のスウェーデンでは、いかに虫歯や歯周病を再発させないようにするか、治療した所を悪化させないようにするかといった予防に尽力しているのです。

単純な事かと思われるかもしれませんが、この点がとても大切で、将来の歯の寿命を決定づける事なのです。

 

下図のようにスウェーデンでの歯科の定期健診の受診率は大人では90%以上、
そして子供ではほぼ100%です。

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これはスウェーデンだけの話ではなく、他の先進国でも約3分の2以上の人が
定期健診をうけており、歯のメインテナンスはとても一般的なものなのです。


ところが日本では、定期健診の受診率はいまだに10%以下です。

下図は、悪い所だけを治す事のみを目的に歯科医院を利用した「日本型」の方と
定期的なメンテナンスを目的に歯科医院を利用した「北欧型」の方とを比較した
「失った歯の数」を経年的に調査した表です。

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なぜ定期検診が必要なのか

  1. 1.虫歯や歯周病の早期発見、または発症させない為
  2. 2.歯ブラシだけでは除去できない汚れ(細菌)が存在する為

まず①ですが、虫歯も歯周病も自覚症状がでた時にはかなり深刻な状態になっている事が多いです。ですから、そうならないうちに早期発見をしてダメージが少ない状態で治療をする必要があります。また虫歯や歯周病がない方でも健康な状態を維持するために必要です。

そして②ですが、歯の形はとても複雑をしています。皿洗いの様に一本一本を手にとって直接目で確認しながら磨ければよいのですが、それができない以上、必ず「磨き残し」が存在します。しかも歯ブラシの仕方は人それぞれに癖があり、磨けない所はいつも同じ場所なので、その場所から虫歯や歯周病が進行していくのです。
ですから、自分では除去できない汚れ(細菌)や歯石をプロの手を使って、専用の器具で定期的に除去する必要があるのです。

以上のように歯科医院に定期的に通院する習慣が作る事ができれば、口の中の健康を守る事ができるのです。

 

当院ではお口の中の汚れをとる
先進の機器「エアフロー プロフィラキシス マスター」を導入しております。

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この機器の特徴は、細かいアミノ酸の粒子を吹き付けて口の中の汚れをとる事にあります。従来の機器では除去できにくい部分の汚れも除去でき、歯石除去特有の痛みもありません。

 

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ご興味のある方は、お声がけ下さいね。